ID: 1655463009
ギルド受付係の日誌
icon コーデックスタスク
タイプ: 収集
カテゴリー: ヴィエンタ村周辺

ギルド受付係の日誌 1

1194年9月10日

今日はギルド受付所に変わった連中が来た。冒険家は老若男女問わず存在するものだが、年若い少女がギルドリーダーをやっていることはほとんどない。だが連中はどうみても15~6歳の少女の命令に従っている。たしかにあの少女の目つきは普通ではなかったが。
おまけにギルド名を尋ねたら「白鳥騎士団」と答えた。元々はラスランで活動しており、今日からはストーンガルドで活動するために来たらしいが…ラスラン・レジスタンスのダ・ヴィンチ様が騎士出身だとはいえ、騎士団とはちょっと大げさすぎないだろうか?メンバーを見てみると、烏合の衆にしか見えないのだが。
とにかく正式に活動登録をした後でサンドワームについて調査すると言っているが…いまいち信用ならないし、生きて戻って来られるかわからない。冒険家とは命がけでやるものではあるが、若者が無茶をして命を落とすようなことはない方がいいに決まっている。

ギルド受付係の日誌 2

1194年9月17日

今日は驚くべき知らせを聞いた。以前会った変わった名前の小規模ギルドが、なんとあのクイーン・ブランディールを相手にして人を救出したらしい。たしか白鳥騎士団だったと思う。ギルドリーダーが十代の少女だという点も変わっていたが…名前はローエンだったか?目つきが普通ではないと思ったが、まさかそんな実力を持っていたとは。
クイーン・ブランディールの腹の中から生還した者はひとりもいない。しかしそんなクイーン・ブランディールの腹を破り人々を救い出したとは…これが単なる噂なら誰も信じないだろうが、その様子を目撃したという目撃者が続出したため信じざるを得なかった。
目撃者の中には紫色に光るフェニックスが飛びあがってきたという話をする人々がいた。そんな魔術は聞いたこともないが、一体あのローエンという少女はどんな力を持っているのだろうか?今度事務所に来たらさりげなく聞いてみよう。

exitlag


ログインしてコメントする
追加者 Kiriak (10-10-2024)
追加者 Kiriak (10-10-2024)