ID: 1833013742
ミニュトライト物語
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タイプ: 収集
カテゴリー: 沈黙の沼地周辺

ミニュトライト物語 1

ニルス・セイバー

数年前、沈黙の沼地で発見された大きなサメが話題になっていたことがある。みんなはこのサメがギガントリテに似ていることから、小さなギガントリテという意味の「ミニュトライト」という名前で呼んだ。ミニュトライトは長い間沼地の中に埋められていたせいか表からは木が伸びていて、まるで自然の一部のようにも見えた。

ミニュトライト物語 2

私が沼地に着いた時、ミニュトライトは長くて静かな息を吐きながら横たわっていた。とても辛そうだったけど、大きな生命体を前にした私は驚きや恐怖の感情に捉われた。同時に、早く調べたいとも思った。そこで私は仲間たちと共に彼の上に登って慎重に調査を進めた。ギガントリテほど大きくはないけど、小さな島だと思われるほど大きかった。でも、ミニュトライトの体から生えている岩や木は、まるで何かに汚染されているようでどうも様子がおかしかった。私たちはこの神獣のことが心配になってきた。

権威ある動物学者のマリウスによると、ミニュトライトはラスランやストーンガルドで棲んでいるギガントリテより少なくとも1500年以上幼い個体だそうだった。寿命まであと数千年は残っているはずだけど、沈黙の沼地の得体のしれないオーラに浸食されて生命力を失いつつあるとも話した。でも、神獣は奇跡の存在だから、ミニュトライトのためにみんなが汚染を排除してくれれば長く生き延びる可能性は十分あると主張した。これを聞いた私と仲間たちは複数の学会に緊急連絡を送り、できるだけ大勢の人にこのことを知らせることにした。

ミニュトライト物語 3

人たちが力を合わせてミニュトライトが浄化できれば、いつかトランドールの上空からもミニュトライトの美しい姿が見られるかもしれない。

exitlag


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追加者 Kiriak (9-10-2024)
追加者 Kiriak (9-10-2024)
追加者 Kiriak (9-10-2024)