ID: 1871307016
ヘラの記録
icon コーデックスタスク
タイプ: 収集
カテゴリー: クリムゾン荘園周辺

ヘラの記録 1

ヘラの記録 00375

強烈な恨みを抱いたまま死に至った者の怨念は純粋な魂と分けられ独自的な呪いの力と実体を形成する。古代東方の書籍によると、餓死した怨霊を殺傷用の呪い武器として使用したようで、これは私が実験を通じて明らかにした内容とも類似している。つまり、復讐に燃えている〈守護者の誓約〉が凄まじい呪いの力を発揮するのと同じ原理だと言える。今までの事例から見ると、このような怨霊の守護者は各々が特別な能力を持っているようだ。数日前、リーダーのキミン・シーカーはカザールより受け取った「ラザルス」という新たな〈守護者の誓約〉を私に渡した。彼はクリムゾン家の「ラザルス」という者で、恨みのあまりに自分の一族を皆殺しにした人物だった。今まで実験でいくつかの守護者を取り扱ってきたものの、これほど統制の利かない強い怨念を持っている守護者は初めてだった。もし赤いアスファルトで彼の力を増幅させることができれば…どうなるんだろう。その力を完全に私の物にすることができれば、キミン・シーカーだってもう私のことを無視できなくなるはずだ。

ヘラの記録 2

ヘラの記録 00400

くそ…〈守護者の誓約〉の力を独り占めしようとした私の計画がキミン・シーカーにバレてしまった。結局私はアーキウム軍団の秘密実験室から追い出され、クリムゾン邸宅の地下研究室に送られた。ラザルスを兵器にするため、彼が暮らしていたこの邸宅から彼を統制する手がかりや器を探させるつもりのようだった。キミン・シーカーは私に呪いをかけ、これより1年以内に目標を完遂できなかったなら、体中の血がすべて噴出されて死んでしまうだろうと脅した。キミン・シーカー…覚えてろ、この醜悪な老いぼれめ!〈守護者の誓約〉の力を手に入れたら、貴様から生きたまま引き裂いてやる!

ヘラの記録 3

ヘラの記録 00970

ラザルスの器に適合する人を探すために数々の実験を繰り返してきた。でも、すべての実験体が数秒もしないうちに死んでしまった。殺人に駆り立てられた怨念は、自分の器さえ生かしておくことができなかったようだ。でも…私のコウモリがかなりおいしい情報を持ってきた。ラザルスには子孫がいて、あの子孫がトランドールのどこかにひっそりと暮らしているはずだということだった。いくら怨念でも自分の血筋には手を出せないはず…同じ血筋の器なら一体化できるはずだ。私のコウモリたちを利用すれば、子孫を探すことなんて簡単だ。ラザルスの力を手に入れ、ベルカント大邸宅の怪物のノーンを捧げれば、カザール様は私を認めてくださるはずだ。その時、このヘラが魔術リーダーの適任者であることにみんなが気づくだろう!

exitlag


ログインしてコメントする
追加者 Kiriak (8-10-2024)
追加者 Kiriak (8-10-2024)
追加者 Kiriak (8-10-2024)