ID: 2559336249
ネビュラカ祭祀長観察記録
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タイプ: 収集
カテゴリー: ネビュラ島・中部編

ネビュラカ祭祀長観察記録 1

藪の中で昼寝をしていたら、突然すぐ隣から祭祀長の声が聞こえてきた。私はびっくりして目を覚ました。うちの祭祀長は、私のような若いオークにも厳しいことで有名だ。少し前にも昼寝をしているところを見つかって、死にそうになったばかりだ。今回また見つかったら、本当に殺されるかもしれない。幸いにも祭祀長は前がよく見えていなかったようだ。私はこっそり這って逃げようとした。しかし、祭祀長の隣には黒い鎧を着たヒューマンがいた。ヒューマンは目がいい。私は再び藪の中に身を隠した。

その黒い鎧の奴らはアーキウム軍団だという。昔、死んだヒューマンの王が私たちの島に高価な宝物をたくさん埋めておいたらしい。そして今のヒューマンの王がアーキウムだから、宝箱を見つけたら自分のところに持ってこなければならないとのことだ。もし宝物を隠したり横取りしたりすれば、アーキウム軍団が全員押し寄せて、我々の部族を皆殺しにすると言った!

その話をすべて聞き終わった祭祀長は、そいつに唾をぺっと吐きかけた。そして、「すぐにここから出て行け!出ていかなければ焼いて食ってやる!」と怒鳴りつけた。祭祀長が持っていた杖を振り回すと、稲妻がビカビカ光り、アーキウムの奴の頭上に「ドカーン!」と雷が落ちた。私はびっくりしすぎて思わず声を上げそうになった!

ネビュラカ祭祀長観察記録 2

稲妻を素早く避けたアーキウムは、激怒して祭祀長に剣を向けた。しかし、祭祀長は全く動じることなく、そいつの顔をただ睨みつけているだけだった。不思議なことに、アーキウムも何もせず、祭祀長をじっと睨み返しているだけだった。やがて剣を下ろし、そのまま姿を消してしまった。奴がいなくなると、祭祀長も怒り顔のまま、地面をドスンドスンと踏みつけながら集落へ戻っていった。私は祭祀長の姿が完全に見えなくなるまで待ち、それからさらにしばらく経ってから、藪の中から這い出した。

もしかして、前に部族の外で見たあの大きくて重そうな箱が、あの宝箱なのだろうか?もしそれが本当に宝箱なら、祭祀長に報告すべきだろうか?でも、そうしたら部族の外で昼寝をしていたことがバレてしまう!私は頭を抱えながら悩み続け、祭祀長が部族会議を開くのを待つことにした。しかし、数日経っても祭祀長は会議を開く気配がなかった。もし本当にこの島に価値のある宝物があるなら、どうして祭祀長は探しに行けと指示を出さないのだろう?まさか、祭祀長が一人でこっそりと宝物を集めているんじゃないだろうな…?クラクッ!それはあまりにもずるい!

私は祭祀長のそばにぴったりと張り付き、一日中監視することにした。お使いは増えるだろうけど、もし祭祀長が一人で宝物を探しに行ったら、すぐにその後をつけていくつもりだ。そして祭祀長が「秘密にしてくれ」と頼んできたら、その代わりに毎日昼寝をしていいという許可を出してほしいと頼んでみよう!クケケケ!

exitlag


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追加者 Kiriak (29-01-2025)
追加者 Kiriak (29-01-2025)