ID: 2967714420
アミトイの基礎原理
icon コーデックスタスク
タイプ: 収集
カテゴリー: ストーンガルド城周辺

アミトイの基礎原理 1

アミトイの始まり

ベネルクス魔術学校に通っていた少女ダビ・ヘブンスは、寄宿舎で眠りにつく前、大事にしていた人形に愚痴をこぼしていた。
学校であったこと、恋しい家族のこと、これからの夢など…人形にあれこれ話していると、彼女はまるで人形が自分の話を聞いてくれてくれる友人のように感じた。
卒業を控えた彼女は引き出しの中に集めていた布切れとボタンを取り出し、裁縫師だった母から学んだやり方で人形を綺麗に飾り付けてやった。
そして、そこに彼女が学んだ魔術図式の技術と精霊のオーラを吹き込み、アミトイの原型が誕生した。
ベネルクス魔術学校の少女たちから、その小さな友人は大きな関心を集め、教授たちはその関心を教育に活用した。
ついには「アミトイ製作」が初級魔術図式教育の必須課程となり、最も人気のある授業になった。現在ダビ・ヘブンスは被造物について研究を続けており、ベネルクスの助教授となってアミトイ製作の授業を担当している。

アミトイの基礎原理 2

アミトイに使用する魔術原理-元素力と図式

幼い魔術学校の学生たちの魔術実験は、安全のために幻影を通じて学ぶことになっている。このようなやり方で基礎訓練課程を終えると、最も安全な元素実験から始めることになる。幼稚部を修了した後に、実際にやることになる最初の実験は水の元素の図式と、一杯の水を動くスライムに変えるというものである。
元素とは世界を構成する物質の純粋なオーラのことである。地、水、火、風などが代表的だが、厳密に言えば世界に存在する無数の素材がすべてオーラを持っている。

元素のオーラを利用するためには三つの要素が必要である。元素または元素力を抽出できる環境、元素力を集める蓄積手段、蓄積した元素力を使用する命令手段である。

1)元素または元素力を抽出できる環境

基本的に5つの元素を使用する。水、火、風、土、植物などが手に入らなければ、そのオーラを抽出できる環境が必要である。たとえば水の元素の場合、湿度の高い場所などである。

2)元素力を集める蓄積手段

元素力を集めるためには、音または図が必要である。魔術の基礎クラスでも学んだとおり、魔術を行使する前には必ずイメージがなくてはならない。準備ができたら元素力を凝縮させる音、すなわち「呪文」を唱えるか、決められた道具で「図」を描く。

3)命令手段

呪文や1つ目の図を通じて元素の力を集めたら、イメージを変えて二番目の呪文や図を通じて命令を開始する。

アミトイの基礎原理 3

アミトイの製作事例-植物系アミトイの製作

一般的にアミトイに使用される元素力蓄積と命令手段は図式を使用する。呪文とは違って時間の制約をほとんど受けない魔術図式は、自発的に動いて意識を形成するアミトイにとって最も適した手段である。
アミトイに使用される図式の実行段階は凝縮と作動、そして成長命令に分かれる。具体的な例として、植物元素を使用するアミトイを見てみよう。最初の段階では植物のオーラで満ちた森で最初の凝縮図式を通じて元素力を凝縮させる。
二番目の段階では、作動図式へと転換されると凝縮された力が図式によって移動し、動ける力をアミトイの体全体に満たす。この過程では反射的に動くことがあるので注意が必要である。
最後の段階では、成長できる基礎的な意識と性格をもとにヒューマンの魂に該当するものを形成する。意識と性格は工房で最初に設計した体の形または元素属性に影響を受ける。

exitlag


ログインしてコメントする
追加者 Kiriak (6-10-2024)
追加者 Kiriak (6-10-2024)
追加者 Kiriak (6-10-2024)